今日は「あなたの反応は、あなたの価値観が引き起こしている」という話です。
ちょっとイメージしてみてください。
あなたは友人と買い物に行く約束をしていました。
久しぶりに会えるのを楽しみにしていたあなたは、約束の時間より5分早く、待ち合わせ場所に到着!
友人の姿はまだ見えません。
「まだあと5分あるし・・・」
ところが約束の時間を5分過ぎても、10分過ぎても・・・友人がやって来ない。
電話やLINEの連絡さえありません。
「遅いな・・・どうしたんだろう?」
30分近く待ったころ、友人が手を振りながらニコニコ笑顔でやってきました。
「ごめんね~!遅れちゃって。じゃあ行こうか!」
悪びれる様子もなく、サラッと普通に会話をし始めたとしたら・・・
あなたはどう思いますか?
●え、なんでちゃんと謝ってくれないの?とモヤモヤする
●30分も待たせておいて、その態度はないでしょ!と怒る
●事故に遭わなくてよかった・・・と安心する
●理由もなく待たされてイライラしたので、その場で帰る など
一人一人、その反応は違いますよね。
あなたのその反応こそ、
あなたの価値観があらわれています。
「遅刻してはいけない」
「遅れそうな時は、先に連絡を入れる」などの価値観がある人ならば、
30分も遅れたうえに、悪びれる様子もない友人に腹が立つことでしょう。
なぜなら、自分が大切にしている価値観を踏みにじられたと感じるから。
反対に
「人を待つことが苦にならない」
「自分も時間にルーズだったりする」
「1時間までなら待てる」などの価値観がある人なら
遅刻した友人にさほど怒ることもないでしょう。
私たちはできごと自体に反応しているのではなく、
自分の価値観(プログラム)に反応しているのです。
そして無意識のうちに
自分の価値観で人を裁いたり、ジャッジしているのですね。
●自分がどんなことに反応するか?
●どんなことにイラッとするのか?
自分の反応に意識を向けてみると
あなたが大切にしている価値観に気づくことができますよ。
あなたの心がホッとらくになるカウンセリング、いつでもご相談くださいね。
「できごとは無色透明である」
https://mentalcare-m.com/psychological-knowledge/post-269/
静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム