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あえて「お兄ちゃん」と呼ばなかった理由

受験生ママを応援!
息子が国立大学医学部現役合格
心理カウンセラー 美幸です。

 

「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい!」

「お姉ちゃんなんだから、妹には優しくして」など

親から
「お兄ちゃんでしょ」
「お姉ちゃんなんだから」と言われ
イラッとしたり、モヤモヤした経験、あなたにもありませんか?

 

実は、娘が生まれた時から

「お兄ちゃんなんだから」
という言葉は、極力言わないでおこう

そう決めて、息子を育ててきました。

 

なぜなら
息子を「兄」という形に縛りたくなかったから。

いずれ、嫌でも気づくのだし
兄妹の関係は一生続くのだから

早くから役割としての「兄」を植え付けるのは
私自身、抵抗があったんです。

 

正確には、娘が生まれてから約3年間
・「お兄ちゃん」とは呼ばない
・「お兄ちゃんなんだから」という言葉は口に出さない
(否定的な意味で使わない)

どんな時も、息子の名前で呼びかけてきました。

小学校1〜3年生まで
妹のお世話も強制することはせず、
その3年間は、できる限り息子優先で過ごしたんです。

 

その結果、息子はどうなったと思います?

びっくりするほど、伸び伸びと育ちました。

 

赤ちゃんを気にしなくても怒られない
ビクビクすることもなく、親の目を気にすることもなく
妹に遠慮もせず(笑)

いい意味で、マイペース。

本当に元気いっぱいで、自由!

毎日お友達とケラケラ楽しそうに遊ぶ息子を見ることができました。

 

気が向いた時だけ、小さな妹をのぞきこんだり、絵本を読んであげたり。

それは全て「息子から」動き出した時だけ。

そして、3年が過ぎた頃•••

「いいかげん妹の面倒を見ろー」

そんな私の叫び声を聞き、
少しは兄の自覚が出てきたような気がします(笑)

 

「お兄ちゃんなんだから」

「お姉ちゃんでしょ!」

・甘えたくても我慢してしまったり
・できないことを頑張り過ぎてしまったり
・親の期待に応えようと無理したり

上の子ならではの、寂しさや窮屈さも感じますよね。

それは大人になっても、生きづらさの原因になり得る。

 

まだママにたくさん甘えたい幼少期。

息子をあえて「お兄ちゃん」と呼ばなかった、あの3年間があって、本当によかった。

息子らしさが全開だったな!と思うのです。

 

兄や姉に限らず
・母親として
・妻として
・社会人として 

役割をしっかりこなそうと思えば思うほど、
私たちは苦しくなってしまいがち。

(本当の自分らしさとは、全く別物ですしね)

 

仕事や子育てに疲れた時こそ
一人の人間としての「あなた」を優しくいたわってあげましょうね。

うん、私たちは今日もよく生きた!

 

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