今日は「普通」という言葉についての話です。
私たちはよく
「普通は~するよね?」
「それって普通だよね」
という言葉を使いますね。
そもそも「普通」ってあるのでしょうか・・・?
大多数の人がしていることが「普通」であるとしたら、
それに当てはまらない人は「普通ではない」のでしょうか?
人は自分の経験を元に、
現実に起きている物事を見ます。
100人いれば100通りの考え、価値観があります。
人それぞれ、自分自身の色メガネ、フィルターを通して物事を見ているわけです。
親子でも夫婦でも恋人同士であっても・・・
見ている世界は違うのです。
相手が「普通はこうあるべきだ」と言ったとしても
あなた自身がそう思わないのであれば、
その感覚を信じていいのではないでしょうか?
「普通は~であるべき」という言葉や価値観にとらわれすぎて、
悩んだり、落ち込んだり、イライラモヤモヤする人・・・
たくさんいるでしょう。
きっと優しくて、責任感の強い方なのかもしれません。
大丈夫。
あなたの考えている「普通」はそもそも存在しません。
あなたが感じた感覚がすべて。
あなた自身が自分を認めてあげると、
心がとてもらくになります。
他人の価値観や、
「普通」という言葉にとらわれず、
あなたの心や体が感じている想いを尊重してあげてくださいね。
静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム