今日は「許すのは自分のため」という話です。
●絶対許せない!
●どうしても怒りがおさまらない・・・
誰かを「許す」ことは
時として、大変な苦痛を伴います。
もしあなたが誰かに対して、
心に「ギュッと」許せない気持ちがあるとしたら・・・
まずはその気持ちを感じきることが大切です。
「私はあの人を許せない!」
「私はあの人を許さない!」
そんな気持ちを持っていることを、はっきり認めましょう。
許すとらくになれる、といいますが、
それは気持ちを「十分感じきったあと」の話。
心にわだかまりを感じたまま
「相手を許そう」なんて到底思えないでしょう・・・?
まずはあなたの気持ちを認め、
「許せない気持ちを持ってていいんだよ」
と、あなた自身を「許す」ことから始めてみましょう。
そして「私は、どうして許せないのだろう?」
あなたの心に問いかけてみてください。
●○○してほしかった
●もっとこうしたかった
●悲しかった・・・
●さみしかった・・・
胸がチクリと痛む、そんな本心が出てきませんか?
その本心は「あなたに受け入れてもらいたくて」出てきた気持ち。
「そうだったんだね・・・」と、あなたの本心を許してあげてほしいのです。
自分の心を許せば許すほど、
心の器が広がり、自然と相手をも許せるようになっていきます。
「許す」という行為は、相手のためではなく「自分のため」なのです。
静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム