先日、父の本籍地とその近くにある湖、
父が最後に住んでいた神戸元町のマンションへ行ってきました。
本籍地は緑の多い、のどかな田舎でした。
「長い間、来れなくてごめんね」
父に手を合わせたあと、近くの湖へ。
昔のアルバムに、父と母が湖を訪れたときの写真が残っていたので
「この湖で記念写真を撮りたい!」
そんな思いにかられ、写真をパチリ。
まさか50年後に、こんな形で娘が訪れることになるなんて
想像もしていなかったでしょう。
本当は一緒に来たかったな。
ようやく両親の元に来れた気がして、とてもホッとしました。
そして神戸元町のマンションへ。
管理人さんに事情を話し、エレベーターで上へ。
いざ玄関ドアの前に立った時
「あぁ、このドアの向こうで父は本当に生きていたんだ・・・」
胸にグッと熱く込み上げてくるものがありました。
それと同時に感じたのは「父のプライド」
自分の人生を生き切った!
そんな父の強い意思が感じられました。
今までずっと父のことを「寂しい人」だと思っていたのですが、そうではなかった。
決して寂しいだけの人生ではなかった。
父なりに、人生を全うしたのだなと。
最後まで私たち家族に迷惑をかけず、自分で人生の幕を閉じた立派な人。
実際にマンションを訪れたことで、父の死を深く受け入れることができました。
(頭では「人生を全うした」と理解していても、感覚としてようやく腑に落ちてスッキリ)
私自身の力も取り戻せたような気がします。
「父も、このあたりを歩いたんだろうなぁ」
元町を歩いてみると、商店街があり、海があり、夜景もきれいで、生活にも便利。
住みやすくていい街だなぁ。
父がこの街を選んだ理由がわかった気がしました。
「孤独死」というと、とても寂しいイメージがあるけれど
亡くなる直前まで元気に働いていたとしたら
本人が苦しんだ時間は、ほんの一瞬だったかもしれない・・・
そうだといいな。
お父さん、ありがとう。
また会いに行くね。
おまけ
【孤独死した父のマンションへ(行く予定の話)】
https://mentalcare-m.com/%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8d/post-24433/
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