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反抗期ではなく「自立期」〜思春期の子供がいる親御さんへ〜

息子が国立大学医学部現役合格
心理カウンセラー 美幸です。

 

「子供と意思疎通ができない•••」

「子供が、何を考えているかわからない」

思春期の子供がいる親御さんから、よく出る言葉。

あなたにも心当たり、ありませんか?

 

実はこの問題、私たち親の対応次第で、解決できます。

子供からしたら

「いちいち口うるさい!」
「何かと注意ばかりで、しつこい」
「まじでウザい」

うん、そんな親とは話したくないよね。

 

親に自分の気持ちを言ったところで
どうせわかってもらえないから、黙っているのに
そんな気持ちを理解しようともせず

「ったく!反抗期で困るわ!」

なんて言われた日には•••
「はぁ!?」
親に殺意が湧くのも当然じゃない?

そう、あなたと話さないのには、子供なりの理由があるんだよね。

 

そんなときは
親に対する「反抗期」ではなく、

子供の将来に向けた「自立期」だと、とらえてみよう。

 

そうするとね
たとえ子供に無視されたとしても

「あ、今は話す気分じゃないんだな」

「もしかしたら、何か嫌な事があったかもしれないな」

「それなら、少し様子を見てみるか」と、一旦落ち着いて対処ができます。

 

反抗期だと思うと•••

「ちょっと!返事しなさいよ!(怒)」

自立期だと思えば•••

「どうしたの?」

「もしお母さんにできる事があったら、いつでも言ってね」

 

この会話の違い、伝わる?

売り言葉に買い言葉で、ケンカをふっかけるのと

優しく、穏やかに、そっと声をかけ、そばで見守るのと。

思春期の子供が
安心できる親の対応は、どっち?

あなたの気持ちが、子供に伝わりやすいのは、どっち?

 

個人的に「反抗期」という言葉は
上から目線もいいとこで、親のエゴでしかない、と私は感じます。

「自立期」だととらえれば
私たち親は、自然と一歩下がろうと思えるし、
子供の人生に必要な「成長の段階」なのだと、子供の状況を受け入れやすい。

 

子供が発する言葉も、大事な自己主張の一つ。

そして思春期は、体内のホルモンバランスも不安定。

子供自身、落ち着かない気持ちとどう向き合えばいいのか、戸惑いを感じています。

(だからって、親がお節介を焼く必要はないの)

 

「反抗期」ではなく「自立期」

とらえ方一つで
子供との信頼関係を深める、とても貴重な時期になるのです。

子供のすべてを知ろうとしないことも、自立期の大事なコツ。

(子供を詮索したり、行動を把握したがる親は要注意)

 

子供の思春期は、私たち親が、大人の余裕を見せるとき!

大きな愛で、子供たちを見守ろう。

不安やイラ立ちを感じながらも
自立に向かう子供が、きっと愛おしく感じられることでしょう。

(余裕なんてない!そんなあなたは、まず自分に優しさを向けてね)

 

「反抗期ではなく、大事な自立期」
https://mentalcare-m.com/counseling/post-4488/

静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム

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