今日は「一般化」の話です。
●みんな就職してる
●みんなちゃんと会社に行っている
●子供が言う「みんなゲーム持ってる」
●親が子供に言う「みんな勉強してるよ」 など
「みんな○○してる」という思い込み、あなたにもありませんか?
実はこれ、NLPでは「一般化」といい、思い込みの1つなのです。
一部分を拡大して
あたかも「みんな」「全員」「一人残らず、そうである」かのような錯覚を起こしている状態。
現実の社会では・・・
就職している人もいれば、
じっくり就職先を探している人もいるでしょうし、無職の人もいます。
様々な理由で、働きたいけれど働けない人もいる。
ゲームを持っている子供もいれば、持っていない子供もいる。
勉強している子供もいれば、していない子供もいる。
実際は「みんな○○している」わけがない!のですね。
(「○○でない人もいる」という事実に、目を向けることが大切)
ちなみに・・・
私はずっと、周囲の友人やママ友を見て
「みんなちゃんと母親をやっている」
(だから私もがんばらないといけない!)と、思い込んでいました。
もちろん、母親の役割をがんばることは、とても素晴らしいこと!
ですが、自分の限界を超えて無理をしたり、
イライラしてまで、子供たちに接するのは違うよなぁ・・・と、ずっと違和感を感じていたんです。
子育てが純粋に楽しめない・・・というか。
ところが
この「みんな○○している」という思考が
自分の「ただの思い込み」だということに気づいてからは・・・
「すべての母親が、ちゃんとしているわけじゃない」
「家事や掃除が苦手な母親もいるし、
子育てがうまくできない母親もいる」
「いろんな母親がいて、いいんだよなぁ~」
と、フッと肩の力が抜けたのです。
あやうく、自分の母親と同じように「子供を支配しようとしていた」自分に気づけたのです。
私たちは、現実を見るよりも
「こうあるべき」という頭の中の思考に、とらわれてしまいがち。
そんなときこそ
「みんなが○○なわけではない」という、心のゆとりを持てるといいですね。
あなたの心がホッとらくになるカウンセリング、いつでもご相談くださいね。
「思い込みのワナに気をつけて!」
https://mentalcare-m.com/psychological-knowledge/post-10957/
静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム