今日は「子供の名前を呼ぶことの大切さ」の話です。
お子さんのいる方や
兄弟のいる方なら、思い当たることがあるのではないでしょうか?
●お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい!
●お姉ちゃんなんだから、兄弟の面倒を見てよ
●我慢しなさい!お姉ちゃんでしょ! など
「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」
普段当たり前のように使っている言葉ですが
これもれっきとした「ラベリング」です。
(長男長女にしっかり者が多いと言われるゆえんかもしれません)
ですが・・・
悩みを抱えていたり
元気をなくしている子供にとって、
この言葉がどれほど重い言葉か、あなたは想像したことありますか・・・?
そう、子供自身、生まれてくる順番は決められません。
(もちろん魂として見れば、
両親も兄弟もすべて自分がお空の上で決めて、この世に生まれてきているのですが、それはまたの別の機会に)
●好きでお兄ちゃんになったわけじゃない!
●私だって妹に生まれたかった!!
●私ばかり、そんなに期待しないで・・・
「兄であること」「姉であること」が
とてもしんどく、重荷に感じることが多々あるのです。
小さい子供ならなおさらのこと。
もし子供との関係に悩んでいる方がいたら・・・
ぜひお子さんの名前で呼んであげてください。
その名前は、この世界にたった1つしかない、素晴らしい贈り物。
お兄ちゃんでもお姉ちゃんでもない、
その子の存在そのものを認めてあげる大切な呼び名です。
親から名前を呼ばれるたび、
子供は無意識のうちに
「私はこの世に存在していいんだ!」と思えるのです。
「母」「娘」「姉」「嫁」など
私たちには多くの役割がありますが
その役割自体が、私たちの重荷になっているのもまた事実。
たった1つしかない大切なお子さんの名前で、たくさん呼んであげてくださいね!
あなたの心がホッとらくになるカウンセリング、いつでもご相談くださいね。
「ラベリング、あなたはどんな言葉を使っている?」
https://mentalcare-m.com/psychological-knowledge/post-8634/
静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム