今日はつぶやきブログです。
興味があれば読んでくださいね。
先日10ヶ月ぶりくらいに
母と面会することができました。
コロナ禍で会えない期間が長くなるにつれ、
私の心の奥底にあった
「母を入院させてしまっている」
そんな気持ちがまたうずいてきたのです。
やむを得ず入院しているのですが、
まだどこかで自分を責める気持ちが残っていたのですね。
母の病気は、誰のせいでもないのに・・・
幼少期から散々振り回され
自殺を考えたほど苦しい時期もあったのに、
それでもまだ私は母の顔色をうかがい、
「母が病気になったのは自分のせいだ」と責めている。
胸にモヤッと残るこのわだかまりは、一生消えないのかな・・・
母はどんな顔してるかな・・・
そんなことを思いながら病院へ向かったのです。
そこには
両脇を支えられながら立ち、穏やかに笑う母がいました。
お母さん・・・!
明るく声をかけたものの、
以前よりさらに小さく細くなった母を見たとたん、
涙があふれ、視界がぼやけていく・・・。
なぜか小さな母がとても神々しく見えたのです。
「ずっと会いたかったから、涙が出てきちゃったよ~」
ホッとして泣きながら笑う私を見ながら
母はケロッと
「ねえ、なんか飲み物ある?」とか
「時計を持ってきて」とか、お決まりの会話。
「うん、わかったよ。それはまた今度ね」
頬に流れる涙をそのままに、
あいづちを打ちながら
胸の奥がジワ~ッと熱くなるのを感じました。
その瞬間
「あぁ、もう終わりにしよう」
自然とそう思えたのです。
母のことで自分を責めるのは、もう今日で終わり。
ずーっと胸の奥にあった小さなわだかまりが
あたたかい涙と一緒に溶けていったのを感じたから。
もういいかげん、自分を許してあげよう。
病棟の扉越しに、
たった5分間の面会でしたが
母が生きてくれていることがどれほど幸せなことか・・・
心が一気に浄化された瞬間でした。
闇は光に変わる。
自分の心に向き合うのはしんどいけれど、
あなたの抱えているその恐れや不安はいつか必ず光に変わります。
だから闇を恐れなくても大丈夫。
一緒にあたたかい光に変えていきましょうね。
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静岡市葵区 メンタルケア美幸 〜精神対話士がひらく小さな心理カウンセリングルーム