今日は孤独死の話です。
今や社会問題の1つでもある、孤独死。
一人暮らしの方はもちろんのこと、
家族や親戚に一人暮らしをしている方がいれば、
ふと頭によぎることもあるかもしれません。
私の父親は、55歳の若さで孤独死しました。
「私が会いに行っていれば・・・」
「息子の顔さえ見せていれば・・・」
「私のせいかもしれない・・・」
そのショックと後悔は、
今まで味わったことがないほどつらく・・・胸を深く、えぐられる痛みでした。
母親との離婚後、
いつか会えると思っていた父親は
6歳までの私しか知らないまま、突然この世を去ったのです。
寂しさと苦しさと悔しさと後悔の念で、
ボロボロ泣いてばかりの日々に、ふと思ったこと。
「お父さんは、私がこんなに悲しんでいるのを望んでいるのかな?」
生前どんな問題や確執があったにせよ、
亡くなった人は、私たちが精一杯生きることをきっと望んでいる。
その想いがストンと腑に落ちてから
私は、もう自分を責めることをやめました。
もし、あなたの大切な家族が
孤独死したとしても、
決してあなたのせいではありません。
悲しみやつらさで胸が張り裂けそうな思いでしょう・・・
悔やんでも悔やみきれない・・・
でもどうか・・・
もうこれ以上、あなたを責めないで
どんな状況であれ、立派に命を全うしたのです。
私たち家族は気が済むまで悲しんだら・・・
あとは命ある限り、堂々と前を向いて生きていきましょう。
それが亡くなった人が一番望んでいる、あなたの本当の姿。
強くて優しい、素晴らしい姿です。
大丈夫。
お空の上から、今日もあなたを見守ってくれていますよ。
あなたの心がホッとらくになるカウンセリング、いつでもご相談くださいね。
「グリーフケア、知っていますか?最愛の人を亡くしたときの心のケア」
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